木造2階建て 延床面積33坪
母屋を建替える計画で、新たな住宅に 既存の庭を活かし、取り込めるかが重要なポイントであると考えました。既存の庭辺りに来客用の和室とリビングを配置し、3つの大きな窓で庭を眺める事が出来ます。来客の多いお宅ですが、急な来客があっても、キッチンの手元をカウンターで隠す事が出来、カウンター越しにダイニング、リビングを通して庭を眺める事が出来ます。帰宅して洗面・お風呂・キッチンに繋がる生活動線と、玄関からLDK+和室(計約25帖) への来客動線が交わらない工夫をしています。収納を出来るだけ各部屋に設け、モノは収めて、生活するスペースを広く使えるよう心掛けました。暖房はOMソーラーを採用しました。1階上部の屋根に集熱パネルを載せ、太陽熱により温めた空気を床下に送り、各部屋の床から吹出す事で、冬は水廻りを含めて寒くない温熱環境をつくっています。